・いよいよ修羅場突入ではあるけれど、このまま逃すには悔やまれるものがあったので、ついぞ観に行く機会を失したままになっていた劇場版「マクロスFrotiar~虚空歌姫~」を最寄のシネコン最終日の最終回に駆け込みで……とこれまた先日の話。
・で、とりあえず噂に聞いていた通りほんとにシェリルのターンだった。ずっと、とまでは言わないけれど確かにかなりの割合で。
ていうかシェリルさん随分角が取れたなぁっていうのが率直な印象。テレビシリーズのギャグ回的な崩し方とも違うし、なんていうか自然体で無邪気さを見せる方向にアレンジされたなぁというか。
アレンジされたと言えばフロンティア内部の空間描写もテレビシリーズの時より随分と広大な感じになっていて、その辺りの効果が随所でかなり効きまくり。具体的にはバルキリーの空戦シーンからアルトシェリルのキャッキャウフフに至るまで。前者についてはテレビシリーズの際は宇宙空間で戦ってるシーンが大半を締めたことに対するフォローの意味もあったのかも。疑似とはいえ大気圏内風であり大都市圏上空風といったシチュエーションがてんこ漏りだったし。そしてクラスマックスはビル街の真っ直中縦横無尽に飛びまくるし。
そんな感じだったものだからさりげにガウォーク祭りでもあった気が。あとデザイン発表された時は割と微妙な感じだったトルネードパックもいざ大画面で動かしてみせられたらなかなかどうして様になるから不思議。
背面に載せた旋回砲塔のギミックについてもきっちり見せ場があったし。そういう意味でもガウォーク祭り。
ストーリー的には随分あちこち弄られてパラレル化が果たされているのは大体理解出来たけれど、とりあえず「アルトがギャラクシー船団を訪れたことがある」っていうネタは今回初出であり実は後半に効いてくるかなり重要な伏線だったり?
他の変化と言えばグレイス辺りの立ち位置が微妙に以前のソレとは異なるようだけれど、だからといって現段階で彼女が今回はシロと判断するのはちょっと早計な気がしないでもなかったり。
対してレオン三島の方はまだ成りを潜めてはいるものの概ね前回と同じような、いやそうでもないような。
ミシェルは……一瞬ヒヤッとさせられたけれどまぁ順当。さりとて安心するにはまだ早い?
個人的に引っかかった点を挙げるとすれば、とりあえずシェリルがギャラクシー船団襲撃の報を知った時点で取った行動の裏付けがちょっと弱いんじゃ、って辺り。
シェリル自身は単にギャラクシー出身ってだけでむしろあっちに帰属心というかそこまで義理立てするほどの理由或いは思い入れみたいなものってさほど無いのではっていうか……実際その辺りはテレビシリーズの時よりも描写的にあっさりしていた気もするし。
まぁ取った行動そのものはシェリルっていうキャラらしいと言えばらしいけれど。とはいえ流石にちょっと力業過ぎた気がしないでも。力業と言えばフォールドクォーツも更なる便利アイテム化していたように。
にしてもルシファーにクォーターにバルトフロンティアととにかく出し惜しみしないで、矢継ぎ早に次から次へと投入してくる……のはまぁ結構なのだけれど、一方でそこまで早々に手札切りまくってたらヴァジュラの方もとっとと対策進化しちゃうんじゃないかって気がしてならなくて割と今から心配。どうするのよ後半戦。
あと面白キャラではあっても恋敵として考える上でのランカの弱体化が著しく見えて仕方なくて、正直今後三角関係のバランスが取れるのかとかもまさにどうするのよっていうか。
ところで事前の告知で散々やってた「歌で銀河が救える訳ないでしょ」って煽り文句はどこに行った?
・にしても日付も変わろうって頃合いの、それこそシネコン以外は完全に沈黙してしまった後のショッピングモール内の空間ってのはなかなかに趣深いものがあるなぁと実感。
空調や照明や、移動設備こそ生きてるものの時間が止まっているような雰囲気。ゾンビが大挙して押し掛けてくるっていうよりも、もう少し硬質で冷淡なディストピアめいた空気。ここには生きているものなんて誰も居ないよ!
コメントレス
>Jさん
まぁ流石にこの時期は仕方ないっていうか、ね。こちらもご多分に漏れず、ってなもんで。
とはいえ動けばその分きっちり減らせる体質になりつつあるのはありがたいもので、増えた減ったよりも増えた分減らしたいように減らせることの方が割と重要だったりするのかも、なんて。
・熱が退くのに2日、腹具合が落ち着くのに大体5日……という訳でようやくコンディションが概ね平時のそれに戻ってきてくれてなにより。
・で、丸二日寝込んでいた割になんのかので4日までのうちに初詣には三回行けた。
おみくじも二回引けてよし。内容もなかなかどうして枝に括って帰るようなものではなかったし。
・うち一箇所は神田明神。ていうかかなり久しぶり。
それにしても三日の秋葉原は界隈の活気とは裏腹にやたらと寒かった。着いたのはもう日暮れ時だったことをを思えばまぁ無理もないっていうか。
・無理もないと言えば、その後空きっ腹を抱えて彷徨った田町界隈の事情もまぁ三が日中であることを思えば致し方なし。
ひとまず連れて行って貰った「三田製麺所」は微妙に及ばずで、そこから繋いだ「天空」はそれ以前の問題。で、結局は品達の「TETU」に落ち着いたという。感想は……案外ふつー。とはいえ病み上がり直後の舌に基づく感想なので、正直自分でもアテにならない感で一杯。でもぬるくなったスープに投入する焼け石はちょっと面白かった。確かにこれは熱くなる。
・そういえば横アリの帰りに友人と飯食ってた際に何故か「こばと。」のエンディングが掛かっていたのはどういう罠だったのだろうか。決してそういう店って訳でもなかったのに。具体的には忘れてしまったけれど直前の曲もそれっぽいチョイスだったし。単に有線……にしてもなぁ。
・無性にスタバのレモンケーキが食べたくなった……っていうのは、大晦日のコミケ帰りにちょっと休憩に寄った際レジ脇のケースの中に見当たらなくてさりげにちょっと残念だった、ってのを思い出したから、って訳でもないけれど。
・年内ギリギリ駆け込みでウェンディーズ。メガを扱ってる店じゃなかったのが残念。なによりこれであの店ならではのチリが食べられなくなるのがちょっと寂しい。
・気が付いたらやたらと食べ物ネタばかりになるのはそれこそ餅と水菜の澄まし汁ぐらいしかロクに口にしてないことが多かったからなんじゃないかと自己分析。
あとはせいぜいお節を囲む脇でこそこそ仕込んだお粥ぐらい。和風だしでさっと残り飯馴染ませて刻んで葱と梅干し入れてさっぱりと。手軽だしなにより暖まるのがいい。
・しかしまぁ、その程度でもロクに動かず一定量を口にし続けていれば増えるものも増える訳で。うーん、厄介。
・コミケは初日と3日目のみ参加。今回は直接参加は無かったので基本まったり……かと思いきや結局の所はバタバタであり、さりとてそれだけの充実感が得られたのでよし。諸々細々の手伝いといった形でも参加出来てる感を味あわせて貰えるのは、やっぱり嬉しくもありがたいもの。
あとはやっぱり会いたい人には9割8分ぐらい会場内でお目に掛かれたのもやっぱり大きかったり。そして初日の夜の秋葉原での一席も。って色々喋ったはずなのにとどのつまりは「けんぷファーのエンディングのアレは確実に腰を壊す」っていう纏めになったのは……うーん、どうなんだろう。
・それと、今回は思いがけず強烈に揺さぶられる本に出会えたのもちょっとした好事だったかも。
どのみち該当ジャンルの島を廻るのは恒例だし、直前にカタログでなんとなくスペースはチェックしてあったもののよもや本当にそんな出し物があるとは、ってなもんで、いざ現物を前にして少なからず浮き足立ちまくり。
しかもよく見たら前々から気には掛けていたけれどあと一歩の所で食指を動かせずに居たサークルさんだったので、結局は既刊も併せて全種買い。
にしても今敢えてこう来るか……と唸りつつ、同時に奥底から込み上げるものを禁じ得なかったり。こればっかりはどうにもならぬ、ならぬのだよ。
・そして3日目にあたる30日に行った(逆に言えば実質この為にコミケ2日目は参加を断念した)けいおんライブ@横浜アリーナのすこぶる素晴らしかったことよ。
会場規模も含めた事前の鳴り物入りっぷりとは裏腹に、ちらかと言えば手作り感が強い構成で、随所に微妙な手探り感&空回り感が無いではない構成ではあったけれど、そういうぎこちない部分を十二分に補って余り余る「熱さ」が伝わってくる公演だったと率直に。
もうとにかくステージに立った全員があらゆる場面で全力全開体当たり、そして何より彼女たちキャスト陣の作品に対する思い入れと、とりわけ豊崎愛生さんがどれだけ自ら演じた平沢唯ってヒロインのことが好きなのかが痛い伝わってくるシチュエーションが何度と無くあって、その都度観てるこっちまでもうどうにも揺さぶられまくりというか。
更にライブ中どこで個人的感度にピークを迎えたかと言えば、それはもうキャスト陣のガチ生演奏(!)による「わたしの恋はホッチキス」のイントロ、唯=豊崎さんのギターソロが響き渡った辺り。それに続く「ふわふわ時間」がひとまず終わって一拍置いた直後にキーボードが再び鳴り始め、直後他の四人がそれに続いて「もう1回!」に繋がるアニメ最終回そのままの再現をやってくれたのも大感激。
所謂アーティスト色の強いライブも大好きだけれど、こういう荒削りながらもとにかく作品ありきで、そのままの色を濃厚に映し顕すようなライブもやっぱりいいなぁと改めてしみじみ実感。
時期的にもまさに慌ただしい最中ってことで、正直当日間際になるまでは今一つピンと来ないというか、テンションが上がりきらないままのライブ参加ではあったけれど、いざ幕を開けて、そして全てを見届けてみれば、そんなネガ思考はまさに杞憂だったとはっきり言えるステージだったかも。
むしろ新しい年を迎えるにあたっての節目に触れることが出来たものとしてはまさに申し分無しというか。うん、色々貰えた。その分きっちり何かしらの形で活かして行きたい。
・あと、豊崎さん始め全員が全員申し分なく素晴らしかったのは言わずもがなではあるものの、個人的にライブ前後で一番印象が変わったというか株が上がったのは和役の藤東知夏さんだったり。ていうかあの堂々たるパフォーマンスっぷりはまさに更なる伸びを感じさせるものが。今後が楽しみな役者さんかも。
そしてさわちゃんっていうか真田アサミさんの気遣いと機転の効かせまくりっぷりが終始素晴らしくて感涙。でじこマジすごい。
・立ち返ってコミケの話。なんだか今回は誰と話していても芳しくない話題に向かいがちだったような気が。
逆に言うと皆それぞれ割とそれなりに大変。でもどうにかして行こう、楽しんで行こうってお互い言えてまた今度、って風にその場を纏めることが出来ているのだからきっとみんな大丈夫。まだやれる。
コメントレス
>Miさん
ご来訪&コメントありがとうございます。
お陰様でどうにか早々に復調を果たせました。
でも確かに一番最後まで胃腸が芳しくない状態が続いたので実際似たようなものを貰ってきてしまったのかも。
ともあれ、引き続き気を付けたいものですええ。
去年は夏以後ONLYイベントの類にも結局参加出来なかったし、その後のっていうか肝心要の冬コミも落選となってしまったのでちょっとしょっぱい感じではあったけれど、今年は心機一転、色々作ってそれ提げてあちこち出向いてみたいと思っております。
勿論いろんなモノ読んで観て聴いて参加して、あと自転車でいろんな所にも行ったりしていきたい所存。是非。
・……といった具合に意気揚々と改めてスタートダッシュ、と思っていた矢先にものの見事に躓くってのも正直どうなんだろう思わないではないけれど、そういう時に限って現実は真逆を行くというか、実は元旦明けて早々にいきなり体調崩して身動き取れなくなるという衝撃の展開が。嗚呼どうなっちゃうんだろうMy2010年。
・とりあえず2009年一杯というか、大晦日のコミケ三日目までひとまず無事駆け抜けて帰宅。水樹奈々の「深愛」は素晴らしかったけれど流石に1コーラスは短すぎるよ!とかブー垂れつつ、一方で先日ひょんなタイミングで唐突に降りてきたネタを早々に仕込んでおくべく、次の次の同人誌に向けてプロットとか書き出しす作業に変な具合でハマッてしまい、気が付いたらそのまま年越しってぐらいに元気だったのに、翌日午後にはまるで天地の差ほどのダウンっぷり。とにかくもう腹具合から始まってのみならず頭から全身の関節までと、それこそ平気な所を探した方が早いほどの大惨事で、その後正味36時間ほどの間ひたすら寝床の住人と化すハメに。直前の元日の朝こそお正月らしいものをそれなりにアレコレ口にすることは出来たものの以後はほぼ絶食状態でひたすら水分補給のみに絞って凌ぐことになったという。
・絶不調の最中、体内の水分量が著しく減ってくると、それまで続いていた発汗が止まっていきなり悪寒が戻ってくる、っていう不思議な現象を実感。本来なら体温が下がるのは発汗とセットのはず……これって一体どういう仕組みなんだろう。あと最中は水と1:1で割ったポカリを口にするのにPolarのサイクルボトルを使っていたのだけれど、これがなかなかどうして自転車に乗っている最中以外にも案外お役立ちだってことを奇しくも発見。即ち体を起こさなくても、かつストローとか使わなくても割とどうにか飲めてしまうということ。ちょっとしたコツというか注意は流石に必要ではあるけれど。
・ともあれ、良い年でありますように。良い年にしよう。
コメントレス
>Jさん
ええ、色々あったのよ……ってなもんで。
でまぁアレですわ、とりあえず走行中に欲しいデータ+アルファで現在時刻を表示出来る余地が出来たのはかなり大きいよなぁと。それこそいちいち左の手許見なくて済むしねぇ。
・腰を据えたいものの時節柄何かと慌ただしく、よってアレコレ用足し買い出しの類にも出ざるを得ない訳で、とはいえ同じ出るなら折角晴れてるし、道も混んでるし向かう界隈は車だと微妙に便が悪い界隈だったりするので……ってことでロードバイクを駆っていざ走り出し、目的地まで半ば過ぎの辺りで唐突にトラブル発生。
・ロードバイクのドロップハンドルに左右1組ずつ取り付けられているSTIレバー。
前後のブレーキとシフトチェンジを司るその右側、後ろのシフトを司る箇所から微かな異音が聞こえたのが最初の変調。伴って伝わってきた妙に軽い、樹脂系の割れる、噛み合っていたものがずれるような気配に嫌な予感を覚えつつ、それでもとりあえず走り続けていたらいつの間にかリアが1速に入らなくなっていることに気付いてあれれ。
ワイヤーを引くラチェットは最後まで回り切っているのか、レバーはそれ以上ロー側に押し込めなくて、にも関わらずスプロケット上のチェーンやインジケーターの駒は2速の位置から先へは進んでくれない状態。とりあえず2~10速までは使えるので、ひとまずそれでどうにか凌いでいたら今度はレバーを押し込む際の手応が唐突に失われ、スプロケット上のチェーンは10速の位置から動かなくなってしまってあれれ。
・という訳で以後は延々インナートップで走り続けるハメに。
これはまさか右のSTI破損か、破損だとすれば果たして自力で分解修理は可能なのか、可能だとして、メーカーからスモールパーツを取り寄せるにしても時期が時期だからそれこそ正月明けまでどうにもならないか……
なんて風な憶測をどんよりテイストで巡らせつつ、それでもどうにか一通り用を足してひとまず復路へ。
リアは10速から動かせないので踏み込むペダルは最中の心境そのままにひたすら重く、のみならず微妙に道は延々登り傾向でもうどうにもげんなり。とはいえ帰り着かないことにはどうにもならないので黙々と走行継続。そうしている最中、信号待ちの停車時にふとダウンチューブを走るワイヤーの一本に手を伸ばして微かに引いてみたら……あれれ、するっと緩んだ?
・本来の張りがいつの間にか失われていた件のワイヤーは、右のSTIとリアディレイラーを結ぶもの……という訳で、原因はレバーではなくひとまずワイヤーの方と判明。
確認を始めて早々にブラケットの根元からあっさりアウターがすっぽ抜け、次に反対側の挿入口からワイヤーそのものを引っ張り出してみたら末端の駒から2センチ弱の辺りで見事なまでの切り口を覗かせる寸足らずなものがひょろっと出てきたという。
いやもう前代未聞の事態で流石に唖然……とはいえ切れたものは仕方ないってことで早速買い置きしてあった新品のワイヤーを通して修理完遂。一度ワイヤーを抜き取った状態でチェックしてみた限り、ひとまずSTIそのものはごくごく普通に動作しているようなのでひとまずほっと胸を撫で下ろす。
ここから年越しまではともかく、その後も松が明ける頃合いまで一切乗れないのは流石に寂しいし、何が助かるってやっぱりお財布的に。折し(というかよりによってこの時期に自ら首を絞めたに等しい!)もちょっとした不慮の出費をするハメになった直後だったし。
・そんな訳で(?)、ワイヤー張り直しのついでにここ最近手に入れた諸々のセッティングも敢行。
思いがけず取り付け箇所が足りなくなったのでマウントバーそのものを別途長いものへとすげ替えることを模索。若干の読み違えはあったものの、どうにかありものフル活用で目的は果たせたのでひとまず結果オーライ。ハンドル周りの拡充を無事達成。
で…………
…………所謂ひとつの「どうしてこうなった?」的な有様に。
ともあれ、これでフロントライト及びサイクルコンピューターの2×2編成を確立。サイコンについてはひとまずデータを拾うセンサーユニットは元よりの1組分で賄えているので、フレーム周りは割とすっきりというか従来と変わりなし。
ともあれ、双方で走行ログを取りつつ、リアルタイムの数値確認は2台分の画面でって感じに今後は活用。新しくインストールしたCS400の方はGPSロガーこそ無いものの斜度や気温の検知機能は付いているし、どうやらバーチャルパートナー機能もフォローしているようなので、その辺りについてもぼちぼち活用して行きたい所。
但し機能とセッティング項目が多岐に渡りすぎていて流石に早晩把握しきれる気がしないのでまぁぼちぼちいじりつつ、ってことで一つ。およそ基本的な項目のついての即座の確認やサイクルコンピューターとしての使い勝手についても現状ではCS200の方が分がある感じなので当面は併用していく方向で。
ライト側は路面をしっかり照らせるハイパワーLEDライトのLD20に加えて小型かつ軽量なフラッシュ特化のポジションランプが追加されたので安心。先に取り付けたリアのMARS3.0と合わせて車や歩行者からの視認性もかなり上がったので日が暮れてからの走行も懸念無し。折しも日が短い季節真っ最中だし……まぁ寒さばかりは如何ともし難いけれど。
・にしても切れたワイヤーが同じSTIレバーから伸びるものでもブレーキの方じゃなくてよかった。もしそっちの方だったらそれこそ命に関わり兼ねないし。まぁもう片方のブレーキが残っていれば決して止まれないって訳ではないけれど。
・DTB2最終回……「さよならっ!」ってあれれ。てっきりそのタイミングで三期の存在を匂わせるものとばかり思っていたのに。
まぁ二期である所の本編については一応の決着は付いたというか、まかりなりに蘇芳のエピソードそのものは纏めきったと認識……することは出来ているものの、その一方であまりにも明後日の方向というか、文字通り遙か彼方にブン投げた結末に流石に唖然の感否めず。
全ては紫苑の能力=実質的に平行世界を創出させるレベルのコピー能力が話の軸であり、同様にコピー存在だった蘇芳も結果的にはあっちの世界で幸せになりましたとさ……って所までは理解出来るのだけれど、そこにほぼ自動的に加担させられていた銀と、散々付き合わされ振り回された挙げ句に結局のところ傍観者のポジションから先に踏め込ませて貰えなかった(のみならず自らの目的は何ひとつ果たせていないようにも見える)黒の立場って一体、というか。
エピローグにあたる下りで蘇芳にパンくわえさせて遅刻遅刻~ってなベタを敢えてやらせた思いきりなんかは敢えて買いたいとは思うし、クライマックスギリギリまで毎週ワクワク感を伴って楽しめた作品なので概ね肯定……としたい所ではあるけれど、う~ん、なんだろうこのモヤモヤは。ていうか蘇芳の種明かしがなされた辺りからが、ねぇ。
あと、最後の最後でゴルゴ課長があまりにもゴルゴそのまま過ぎて吹き出さざるを得なかった。正直蘇芳のアレよりこっちの方がインパクト強かったかも……ってのも流石にどうなんだと思わないでも。
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