・コミケは初日と3日目のみ参加。今回は直接参加は無かったので基本まったり……かと思いきや結局の所はバタバタであり、さりとてそれだけの充実感が得られたのでよし。諸々細々の手伝いといった形でも参加出来てる感を味あわせて貰えるのは、やっぱり嬉しくもありがたいもの。
あとはやっぱり会いたい人には9割8分ぐらい会場内でお目に掛かれたのもやっぱり大きかったり。そして初日の夜の秋葉原での一席も。って色々喋ったはずなのにとどのつまりは「けんぷファーのエンディングのアレは確実に腰を壊す」っていう纏めになったのは……うーん、どうなんだろう。
・それと、今回は思いがけず強烈に揺さぶられる本に出会えたのもちょっとした好事だったかも。
どのみち該当ジャンルの島を廻るのは恒例だし、直前にカタログでなんとなくスペースはチェックしてあったもののよもや本当にそんな出し物があるとは、ってなもんで、いざ現物を前にして少なからず浮き足立ちまくり。
しかもよく見たら前々から気には掛けていたけれどあと一歩の所で食指を動かせずに居たサークルさんだったので、結局は既刊も併せて全種買い。
にしても今敢えてこう来るか……と唸りつつ、同時に奥底から込み上げるものを禁じ得なかったり。こればっかりはどうにもならぬ、ならぬのだよ。
・そして3日目にあたる30日に行った(逆に言えば実質この為にコミケ2日目は参加を断念した)けいおんライブ@横浜アリーナのすこぶる素晴らしかったことよ。
会場規模も含めた事前の鳴り物入りっぷりとは裏腹に、ちらかと言えば手作り感が強い構成で、随所に微妙な手探り感&空回り感が無いではない構成ではあったけれど、そういうぎこちない部分を十二分に補って余り余る「熱さ」が伝わってくる公演だったと率直に。
もうとにかくステージに立った全員があらゆる場面で全力全開体当たり、そして何より彼女たちキャスト陣の作品に対する思い入れと、とりわけ豊崎愛生さんがどれだけ自ら演じた平沢唯ってヒロインのことが好きなのかが痛い伝わってくるシチュエーションが何度と無くあって、その都度観てるこっちまでもうどうにも揺さぶられまくりというか。
更にライブ中どこで個人的感度にピークを迎えたかと言えば、それはもうキャスト陣のガチ生演奏(!)による「わたしの恋はホッチキス」のイントロ、唯=豊崎さんのギターソロが響き渡った辺り。それに続く「ふわふわ時間」がひとまず終わって一拍置いた直後にキーボードが再び鳴り始め、直後他の四人がそれに続いて「もう1回!」に繋がるアニメ最終回そのままの再現をやってくれたのも大感激。
所謂アーティスト色の強いライブも大好きだけれど、こういう荒削りながらもとにかく作品ありきで、そのままの色を濃厚に映し顕すようなライブもやっぱりいいなぁと改めてしみじみ実感。
時期的にもまさに慌ただしい最中ってことで、正直当日間際になるまでは今一つピンと来ないというか、テンションが上がりきらないままのライブ参加ではあったけれど、いざ幕を開けて、そして全てを見届けてみれば、そんなネガ思考はまさに杞憂だったとはっきり言えるステージだったかも。
むしろ新しい年を迎えるにあたっての節目に触れることが出来たものとしてはまさに申し分無しというか。うん、色々貰えた。その分きっちり何かしらの形で活かして行きたい。
・あと、豊崎さん始め全員が全員申し分なく素晴らしかったのは言わずもがなではあるものの、個人的にライブ前後で一番印象が変わったというか株が上がったのは和役の藤東知夏さんだったり。ていうかあの堂々たるパフォーマンスっぷりはまさに更なる伸びを感じさせるものが。今後が楽しみな役者さんかも。
そしてさわちゃんっていうか真田アサミさんの気遣いと機転の効かせまくりっぷりが終始素晴らしくて感涙。でじこマジすごい。
・立ち返ってコミケの話。なんだか今回は誰と話していても芳しくない話題に向かいがちだったような気が。
逆に言うと皆それぞれ割とそれなりに大変。でもどうにかして行こう、楽しんで行こうってお互い言えてまた今度、って風にその場を纏めることが出来ているのだからきっとみんな大丈夫。まだやれる。
コメントレス
>Miさん
ご来訪&コメントありがとうございます。
お陰様でどうにか早々に復調を果たせました。
でも確かに一番最後まで胃腸が芳しくない状態が続いたので実際似たようなものを貰ってきてしまったのかも。
ともあれ、引き続き気を付けたいものですええ。
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