・ここに来て空気が乾燥しまくっているせいか、連日やたらと目が痒い。唇も荒れ気味だし。
あと暖房を入れ始めたことも相まってか、いつもよりすぐに埃っぽくなってるようにも。気になる度に掃除機に手を伸ばしたくなって、それこそキリが無いったら。
・日曜にクリックして月曜に入金まで済ませた品の発送完了のメールが宵の口に。奇しくもプレゼントめいたタイミングではあるけれど、まぁ自分で自分にってのが実情なのでアレでナニ。
・荷物届いた。調べてみた限り上限ならM、下限ならLといった具合でどちらにすべきか散々迷った挙げ句、結局の所はMにして大正解。
そしてよくよく考えたら大体3年でウエストが4センチほど小さくなっていることに気付いてちょっと驚いてみたり。ジーンズも1サイズ落としたし、体脂肪率も下がってる。されど体重そのものはさほどでもないのはどうしたものか。
・既に一度は褒めちぎった「超電磁砲」12話について、今更敢えて斜めからツッコミを入れてみる試み。
即ち「確かにビリビリが佐天さんや木山先生に向けて語った言葉ってカッコイイし響くものもあるけれど、とはいえ口にしたビリビリ自身にそこまで言えるだけのものがあるのかっていうと正直ビミョーだよねー」といった具合。レベル5故の、或いはレベル5に至るまでの苦悩や悲哀、或いはレベル5の力を以てしてもままならない絶望的状況を、御琴自身が経験しているかどうかで一連のシーンにおけるその言葉の重みが随分違って来るんじゃないかっていうか。
原作はまだ未読なのでこの先どんな展開が待っているか分からないし、それこそ既に先に挙げたような要素は既に補完され済みだったりするのかもしれないけれど。だとしたらアニメの方でも行く行くその辺りについて切り込むことになるだろうから今から俄然楽しみ。「お姉様は努力してきた」云々って感じのことを以前言ってた気がするので、黒子はその辺りちゃんと承知してるんだろうなぁ、そうだといいなぁ。
・「シュガー・ダーク」(新井円侍/角川スニーカー文庫)読了。
まずなんといっても充実の情景描写、心理描写に感服。心地よい陶酔感を伴ってぐいぐい読ませるのなんのって。
ぐいぐいと言えば早々に結末の見えてこない、それ以前に次に何が起こるのか概ね読ませない筋立ても◎。過不足無い諸々の設定や世界観についての言及、かなり早い段階で提示されている主人公の目的もいたってシンプルだし、ざっと見渡す限り緩急の緩の要素/場面がひたすら続くタイプの作品であるにも関わらず、先の充実っぷりと、そしてなにより安易に「ありもの」に頼らない姿勢が一環しているので、触れていて常に新鮮な気分が途絶えず、ページを捲る手の勢いも俄然増して行くというもの。
地の文の充実っぷりに伴って絞り込まれ、故に一層際立つ会話の妙味、要所要所の台詞廻しの冴えっぷりも申し分なし。それら全てが絡み合い醸し出す、まさに6年ぶりの大賞受賞作の貫禄を率直に実感。選考評の一つだったか、どこぞで見かけた「読ませ力が圧倒的」っていう意見はいやはや全く以て。
惜しむらくは終盤、というかラストの幕引きが思いの外あっさりしていること。それこそあと5ページ、エピローグ的な下りがあるのでは……と思わせつつ、にも関わらず唐突に目に飛び込んでくる「あとがき」の四文字に多少なりとも引っかかりを覚えないと言ったら、それこそやっぱり嘘になるというもの。
この辺りについてはつい色々と憶測を巡らせてしまうけれど……ひとまずこの作家さんご自身の今後の動向は確かに気になるので引き続き静観。本編自体はかっちり纏まった作品に思えるので、願わくば完全新作の立ち上げを、と願わないでも。いやしかし「二巻でお会いしましょう」って書いてあるしなぁ。むぅ。
さておき、既視感溢れる要素少な目の独自性溢れる作品ではあるけれど、敢えて一定の概念で括ってみるとしたらこの作品の場合所謂往年の美少女ゲームで言うところの往年「館もの」ってカテゴライズが可能だったりするのかも。大して昨今ライトノベルと呼称されるジャンル傾向として、同様にかつ対して直近の美少女ゲーム
のソレを踏襲した「美少女ハーレム学園もの」路線がトレンドだったりすることを思うと興味深い傾向であり、ある意味原点回帰的だなぁと漠然と。
・「蒼穹のファフナー」まさかの新作発表とか、新海誠の新作告知とか、吉報多し聖なる夜でしたとさ。善き哉。
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