・最初に速報が目に留まったのは奄美と千葉、その後は更に伊東の方で。
とはいえ微妙な地域差があったようでこっちの方ではついぞ気付かず……と思っていたら翌未明にこれみよがしなのが来て流石に目が覚めた。
うーん群発かぁ。このまま大事にならずに落ち着くとよいのだけれど。折しも1月下旬並の寒波襲来の真っ最中だし。
・受け渡しめいた兼ね合いで唐突に赴くことになった土曜昼間の秋葉原。
但し今回はおとなしく電車で。時期を思えばゆるりと出掛けている場合でもなかったりするけれど、ついでに自転車で出向くと難しい類の用向きもここぞとばかりに一つこなせたのでまぁそれはソレ。
・さておき、色々掻い摘んで纏めるとミラクルトレインに乗ってきた……といったところ。
食堂車(?)のハヤシライスとコーヒーゼリーはそれなりにで、クジを引いたら両国×月島なポストカードも貰えたし。ほんとは新宿×都庁がよかったなんて言わない。
にしてもこのテの店を利用したのって本気で何年ぶりかってレベル。ここ暫くは界隈で飲食するにしても極めてオーソドックな店を利用するばかりだったし、っていうかここ数年で随分そういう店も充実したよなぁと変な具合に実感。
・にしてもあの手作り感というか、如何にも年季の入った雑居ビルのテナント間借りしてます感は独特かつ味があるよなぁと改めて。それこそ再開発されて小綺麗になった中央通りよりも東側の佇まいとはまさに対照的。裏腹に今回利用した店内とその周辺はさながら5年ぐらい前と未だ同じ空気が残ってる感じ。
そんな風に過渡期真っ盛りで新旧せめぎ合って拮抗してるあの街って実は今が一番面白い時期だったりするのかも。最近はとんと通わなくなって久しいけれど。
・新と言えば先日オープンしたばかりのBianchiのコンセプトショップも覗いてきた。
規模も内容もそれこそサイクルモードの1ブースにも満たない小じんまりとしたレベルではあるけれど、ああいった形で拠点を構えてみせるアクションこそに意味があると思うのでまぁそれはソレ。さほども経たないうちに気が付いたら無くなってたなんてことになってほしくはないかも。本来のラインナップにはないショップ限定カラーのフレームもあってなかなかよい感じだったし。
あと店内に立ち入った瞬間にスタッフの方がすっと寄ってきてノベルティをくれたのも好印象。手渡されたショップロゴ入りのビニールバッグの中身は……2010年度のカタログとデスクトップカレンダー。カレンダーは割と使い易いタイプで月毎の図案もそれこそカタログ的なものとはまた少し違う洒落た感じのものだったのでよし。これは使おう。
・暖房ガンガンの店内を避けて虎の穴店頭の歩道に佇んで、ぼーっと中央通りを眺めていたら、見る見るうちに車道が封鎖され、長くご無沙汰だった歩行者天国と化してちょっと驚いた……というのは少し遡って待ち合わせ時の話。なにやらこういう試みがあって、その兼ね合いだったらしい。
やっぱり車道が歩行者向けに開放されていると歩道側にも余裕が出来てよき哉。願わくばこのまま往事のようにお馴染みの光景とならんことを。
・「超電磁砲」12話。気が付いたら三回見てた。ていうかレベルアッパー編で一体何度泣けと。
デリケートなテーマを扱った一連のエピソードの纏め、そしてこの作品としての一つの回答としてはまさに申し分無い打ち出し具合……本家「禁書目録」の上条ちゃんが説教でごり押しするのとはまた違うアプローチで、それでも確かな強さと柔らかさまでも添えるような言葉でまさに貫いてみせた御坂美琴のヒロインっぷりが眩しすぎる。
前回から引き続きで電撃、磁場形成、砂鉄操作といった絡め手で凌いだ後に満を持してのレールガン炸裂。クライマックスで主題歌を流すのは昨今お茶濁しの印象の方が強いけれど、こういう風に充実した山場の演出であれば全く以て問題無しというか、むしろ申し分無い相乗効果。どこを取ってもベタではあるけれど、それでも熱い。だからこそ熱いのまさに手本をまざまざと見せ付けられた感じ。或いは見切れても絶対打ち返せない比類無き剛速球の如き充実感。なんだかもうどうにもしてやられた感で一杯。
毒気が抜けた木山先生がよい意味でちっとも懲りてなさそうな辺りもいいし、彼女に切り返す美琴のスタンスがまた眩しいんだよなぁもう。
そんな風に熱さで押し切って、それでも結局どこかしんみりとしたものが残る所で、敢えて締めを黒子に投げてお馬鹿に走るのもまたよし。ていうかこういう所でも黒子があまりにも適材適所過ぎる。
コメントレス
>Jさん
千葉方面はルートを選べばもう少し事情も変わってくるのかもしれないけれどねぇ。ともあれおつかれさまでした。
あとある種の親しみ易さって意味ではそれこそサイクルモードよりも関戸橋フリマ辺りの方が強みがあるのかも。どっちにもそれぞれのよさがあるけれどそれ故に実に対照的っていうか。
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