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にっきっぽい。
Posted by - 2024.04.27,Sat
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Posted by このはら柚子 - 2009.11.23,Mon

・あまりにも急な話だったし一昨日も多少は走ったし、何よりそも予報は半日雨って話だったような……と数々の疑問を呈しつつも結局のところは折れる形で急遽支度する日曜の夜、そして走り出す祭日の朝。

・という訳で、先月末に挑んでみたものの早々に降り出した雨に終日見舞われ結果的に少なからずの痛手となった三浦半島一周ツーリングのリベンジへ。
走り出した頃は未だ日陰の路肩は湿って浮いた砂が気になったり、見上げた空ももう一つすっきりしない雲の掛かりっぷりで正直懸念含み否めない感じではあったけれど待ち合わせ場所でしばしくつろいでいるうちにみるみる雲は抜けて上大岡付近を通過する頃には次第に空が青く抜けてきたのでこれ幸い。横須賀に至る頃には陽射しがぐっと力を増して、その後は終日大快晴。即ち今回は大正解!

・往路は前回と同じルートでひたすら半島の東京湾側寄りを南下……だったものの、横須賀久里浜間は何故か前回よりも距離があったような印象で少し不思議。逆に通過区間のちょっとしたアップダウンは以前に比べてほとんど気にならなかったけれど。ああでも初めて通った時はこんなにトンネルあったっけ?って感想も無きにしもあらず。

・三浦海岸のコンビニで補給休憩。空は高く風もほとんど無くて海も穏やか。そして浦賀水道を挟んで臨む房総半島のなんと近いこと。

・久里浜を経て尻擦坂へ。あれれ、割と普通に登れてる。この前はここが結構な斜面だった気がするのだけれど。

・いよいよ半島突端部に突入。海辺を抜ければ凪いだ海が、高台に至れば大根畑の緑がなんとも綺麗。

・前回はすぐ前を通り過ぎるのみで終わった宮川公園で休憩。そして念願の巨大発電風車の真下へ。
これまでも同様の風車を目にする機会は無いではなかったけれど、遠くから眺めて過ぎるか、いざ近づこうと試みてもその立入禁止区画の奥に立つ代物だと判明してままならないことばかりだったのでなかなかに感慨が。屹立する柱と唸りを上げて回る三枚羽根の白と、その向こうに広がる抜ける青空のコントラストが素晴らしい。

・結構な高さにある大橋を経て城ヶ島入り。三崎まではともかく島まで渡った記憶はあるか無いか程度だったのでなんだかちょっと新鮮。
そして猫だらけにも程がある。城ヶ島公園に踏み込んだらどこからともなく次々と現れて気が付けば回りに両手で余る程の猫たちが。同行の友人持参のドライフードに群がる様子も賑々しく、その後も事ある毎に体を擦り寄せて来たりもすれば少し手を出したらお腹を見せる子まで出てくる大盤振る舞い。
これだけ暖かいとカメラのストラップにじゃれついて遊ぶその勢いも相当のもの。とはいえこの季節特に夜は冷え込むだろうから一体どうやって凌いでいるのかふと気になったりも。どうか末永く元気で。

・島の主と呼ばれているらしい長老猫にもお目通り叶った。
まっ白な毛並みに老病で閉じ気味の瞼の奥に覗く瞳は左が青で右が金色。確かめて思わず息を呑んだ。
ていうか堂々と目の前に鎮座してるのに気をよくして手を出したら痛む所に触れてしまったようで、爪出して思いっきりフーってされてしまった。ああもうごめんなさいごめんなさい。

・三崎漁港のすぐ目の前の記憶に懐かしい店で昼食。ヅケとネギトロのミックス丼。
美味なのは言うに及ばず比較的お手頃、それに加えて店のすぐ脇に自転車を停めておくのに丁度いいスペースがあったのが思いがけなくありがたかったかも。文字通りの穴場。

・前後して海辺の生活感溢れる昔ながらの街路を散策気味に通過。
かなり久々に来てみたら相変わらずそのままだったり、裏腹に結構様変わりしていたりして色々しんみり。既にシャッターが降りていたり店閉まいの赤札がやや目立ったのも少し寂しかった。
あと一時期夏毎に入る機会のあった銭湯が陰も形も無くなっていたのも。場所を勘違いしていただけで実は未だ健在だったりするのならいいのだけれど。

・三崎を後にして葉山の別荘地めいた界隈をひた走り。
当たり前と言えば当たり前ではあるけれど、行き過ぎる界隈の印象が前回の時とはまるで別物。降りしきる雨にモチベーションを削ぎに削がれながら眺めるのとは大違いで当然ではあるのかもだけれど。とはいえそれほどに天候の左右するものは大きいと改めて実感。
そして晴れてさえいればこんなに快適。もう真冬が目の前に迫っているにも関わらず。

・逗子海岸で小休止。西日の赤とその光に照らされた波間の煌めきが綺麗でしばし目を細めてみるのこと。

・今回は別ルートを、ってことで鎌倉方面には抜けず、半島を縦断する形でひたすらに駆け上がるルートへ。
逗子ハイランドは盛りの頃は桜並木が綺麗だろうと思い浮かべていられるほどにまぁぼちぼち、けれどその後の朝比奈峠ではそんな余裕も無くなってひたすら黙々とペダルを廻し続けるのが精一杯。
ていうか延々続く登り区間の長さやその斜度よりも何が辛いって渋滞で連なる車と、車道に対して露骨に一段高い歩道の縁石との間を登り続けることが。
咄嗟に脚を突こうにもそのスペースにも難儀するほどだったので所によっては一旦降りた自転車を歩道に上げて渋々そのまま走ることも。葛折りの区間ともなれば尚のこと。

・にしても登れるだけならいくらか登れることをここに来ていくらか実感。
とはいえゆっくり廻してじっくり登るようなペダリングだと正直まだ辛いこともまた同様に。大体ケイデンス70を下回ると厳しくなってきて60を割るともう勘弁してって感じ。フロントローでリアも1速まで落とすのは元より、その状態でもっとくるくる廻したい衝動に終始駆られっぱなし。辛いのはそのものズバリ脚力不足ってことらしいけれど。むぅ。

・あと実は案外下りも辛い……っていうか怖い。せいぜい出せて40km/h程度でそれ以上は思わず一瞬先の落車のビジョンが脳裏に浮かんでしまってどうもこうも。対してここぞとばかりにカッ飛んでいく同行諸氏の姿に色々心中複雑。こっちはそれこそトレーニングでどうにかなるものでも無さそうだしなぁ。ううむ。

・登り切った後は湘南台界隈を抜けて上大岡経由、関内へ。面子の中でここからまだ先がある人が補給したいと言うのでうどん屋に立ち寄って小休止。そこからまた少し走り出した辺りで解散。

・最初の三浦海岸で肉まん、三崎でまぐろミックス丼、帰りに並サイズのぶっかけうどん。思い起こせば今回は道中よく食べた……というかその都度大した量ではないけれど、こまめに胃に入れたし、それが効いたのか途中覿面に脚が回らなくなるような事はついぞ無かったかも。
それこそ三浦海岸では特に空白感も無かったし、実際何も食べずに済ませてもよかったのかもしれないけれど、それでも食べた後走り出したら分かるレベルが脚が軽くなるのが判ったし、それを思えばやっぱり効果が無いとは言い切れなさそう。
で、帰宅後は更にごく普通に夕食も。とはいえそれだけ食べても一日走ったうちに消費したカロリーを補い切るにはほど遠いのが実情。ううむ、400kcalってどんだけなのか。

・そんな訳で本日の走行データ。
走行距離:117.8km
走行時間:6時間11分57秒
最高速度:42.4km/h
平均速度:19.0kmh

・帰ってきて画像を確認したらやたらと白飛びしたものばかりでぐんにょり。
とはいえ無しなのも寂しいので辛うじて見れるものを少しだけ。

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