・なんやかやでもう15年来の付き合いになる面子で毎年恒例の新年会……と、これは先の日曜の話。
今年はなかなか開催場所が定まらなくて事前にやや迷走感はあったものの、いざ固まれば後はいつも通りで、持ち寄り仕込んだ諸々をつつきつつひたすら駄弁り倒しの遊び倒しで過ぎゆくひととき。
調味料擬人化とか、シュウマイがアレされたりとか、360のMW2は早々に買うべきかとか、中身よりラベルが有名な日本酒の味はなかなかだったりとか、一世代以上前の画素の荒い3Dゲーは相変わらず酔っ払うとか、アーチェリーは30メートル辺りから一気に狙点がずれるようになるとか、最近のマリオ他人数プレイは人間関係に亀裂を生むとか、鶏の唐揚げはパパイン酵素配合の粉の方が味に深みが出るとか、イカや海老も食えとか、まぁ大体そんな感じ。
・アーチェリー=Wiiスポーツリゾートだったりする訳だけれど、ヌンチャクコントローラーを結ぶケーブルの長さがイマイチ足りなくて思わず引きちぎりそうになってしまう瞬間が幾たびか。実際に弓を引く動作をさせるのならもうちょっと余裕が欲しいところ……まぁ基本子供向けなのだから仕方ない話ではあるのかもだけれど。
あと弓を構える際に要求される手首の角度が結構難儀で今一つ思った通りに構えられないのがもどかしい。まぁこちらについては仕様云々というよりあくまでこっちの問題。ボロボロの手首だと辛い角度が実際ある。
・にしても今回は例年のソレよりもやたらとテンションが高かった気がするのは一体。自分からして妙なワードが強烈にツボにハマッて腹筋を痛める状況に陥ったし。
とはいえそのワードがなんだったのか後になって思い出せない辺りがアレ。アルコールが入っていたといってもそれこそ極めて微々たるものだったはずなのに。
・買い物がてらにようやく今年初のロードバイク……とこれまた先日の話。
ていうかリア側のシフトレバーの動きが以前に比べてあからさまに軽くなってて思わず吹き出した。他の人のそれと比べるとアップ方向にワイヤーを引く時の手応えがやや重くて、とはいえまぁこれも個体差或いは仕様の範疇だろうと決めつけていたけれどその実さにあらずというか、先のワイヤー破断時に新品に交換してよもやここまでパフォーマンスがあがるとは。思わぬ収穫過ぎる。
あとワイヤーそのものの張りも新品なだけにタイトで頼もしい感じがあるし、その恩恵かシフトチェンジ自体も微妙なアバウトさ抜きで随分カチッとキマるようになった印象。実に心地良い。
こうともなるとそれこそフロント側のワイヤーも替えてみたいような……とはいえこっちについては果たしてどれほどの恩恵が得られるかちょっと疑問が無い訳でも。フロント側はそれこそディレーラーのバネ自体が結構強いし。
・いよいよ修羅場突入ではあるけれど、このまま逃すには悔やまれるものがあったので、ついぞ観に行く機会を失したままになっていた劇場版「マクロスFrotiar~虚空歌姫~」を最寄のシネコン最終日の最終回に駆け込みで……とこれまた先日の話。
・で、とりあえず噂に聞いていた通りほんとにシェリルのターンだった。ずっと、とまでは言わないけれど確かにかなりの割合で。
ていうかシェリルさん随分角が取れたなぁっていうのが率直な印象。テレビシリーズのギャグ回的な崩し方とも違うし、なんていうか自然体で無邪気さを見せる方向にアレンジされたなぁというか。
アレンジされたと言えばフロンティア内部の空間描写もテレビシリーズの時より随分と広大な感じになっていて、その辺りの効果が随所でかなり効きまくり。具体的にはバルキリーの空戦シーンからアルトシェリルのキャッキャウフフに至るまで。前者についてはテレビシリーズの際は宇宙空間で戦ってるシーンが大半を締めたことに対するフォローの意味もあったのかも。疑似とはいえ大気圏内風であり大都市圏上空風といったシチュエーションがてんこ漏りだったし。そしてクラスマックスはビル街の真っ直中縦横無尽に飛びまくるし。
そんな感じだったものだからさりげにガウォーク祭りでもあった気が。あとデザイン発表された時は割と微妙な感じだったトルネードパックもいざ大画面で動かしてみせられたらなかなかどうして様になるから不思議。
背面に載せた旋回砲塔のギミックについてもきっちり見せ場があったし。そういう意味でもガウォーク祭り。
ストーリー的には随分あちこち弄られてパラレル化が果たされているのは大体理解出来たけれど、とりあえず「アルトがギャラクシー船団を訪れたことがある」っていうネタは今回初出であり実は後半に効いてくるかなり重要な伏線だったり?
他の変化と言えばグレイス辺りの立ち位置が微妙に以前のソレとは異なるようだけれど、だからといって現段階で彼女が今回はシロと判断するのはちょっと早計な気がしないでもなかったり。
対してレオン三島の方はまだ成りを潜めてはいるものの概ね前回と同じような、いやそうでもないような。
ミシェルは……一瞬ヒヤッとさせられたけれどまぁ順当。さりとて安心するにはまだ早い?
個人的に引っかかった点を挙げるとすれば、とりあえずシェリルがギャラクシー船団襲撃の報を知った時点で取った行動の裏付けがちょっと弱いんじゃ、って辺り。
シェリル自身は単にギャラクシー出身ってだけでむしろあっちに帰属心というかそこまで義理立てするほどの理由或いは思い入れみたいなものってさほど無いのではっていうか……実際その辺りはテレビシリーズの時よりも描写的にあっさりしていた気もするし。
まぁ取った行動そのものはシェリルっていうキャラらしいと言えばらしいけれど。とはいえ流石にちょっと力業過ぎた気がしないでも。力業と言えばフォールドクォーツも更なる便利アイテム化していたように。
にしてもルシファーにクォーターにバルトフロンティアととにかく出し惜しみしないで、矢継ぎ早に次から次へと投入してくる……のはまぁ結構なのだけれど、一方でそこまで早々に手札切りまくってたらヴァジュラの方もとっとと対策進化しちゃうんじゃないかって気がしてならなくて割と今から心配。どうするのよ後半戦。
あと面白キャラではあっても恋敵として考える上でのランカの弱体化が著しく見えて仕方なくて、正直今後三角関係のバランスが取れるのかとかもまさにどうするのよっていうか。
ところで事前の告知で散々やってた「歌で銀河が救える訳ないでしょ」って煽り文句はどこに行った?
・にしても日付も変わろうって頃合いの、それこそシネコン以外は完全に沈黙してしまった後のショッピングモール内の空間ってのはなかなかに趣深いものがあるなぁと実感。
空調や照明や、移動設備こそ生きてるものの時間が止まっているような雰囲気。ゾンビが大挙して押し掛けてくるっていうよりも、もう少し硬質で冷淡なディストピアめいた空気。ここには生きているものなんて誰も居ないよ!
コメントレス
>Jさん
まぁ流石にこの時期は仕方ないっていうか、ね。こちらもご多分に漏れず、ってなもんで。
とはいえ動けばその分きっちり減らせる体質になりつつあるのはありがたいもので、増えた減ったよりも増えた分減らしたいように減らせることの方が割と重要だったりするのかも、なんて。
・熱が退くのに2日、腹具合が落ち着くのに大体5日……という訳でようやくコンディションが概ね平時のそれに戻ってきてくれてなにより。
・で、丸二日寝込んでいた割になんのかので4日までのうちに初詣には三回行けた。
おみくじも二回引けてよし。内容もなかなかどうして枝に括って帰るようなものではなかったし。
・うち一箇所は神田明神。ていうかかなり久しぶり。
それにしても三日の秋葉原は界隈の活気とは裏腹にやたらと寒かった。着いたのはもう日暮れ時だったことをを思えばまぁ無理もないっていうか。
・無理もないと言えば、その後空きっ腹を抱えて彷徨った田町界隈の事情もまぁ三が日中であることを思えば致し方なし。
ひとまず連れて行って貰った「三田製麺所」は微妙に及ばずで、そこから繋いだ「天空」はそれ以前の問題。で、結局は品達の「TETU」に落ち着いたという。感想は……案外ふつー。とはいえ病み上がり直後の舌に基づく感想なので、正直自分でもアテにならない感で一杯。でもぬるくなったスープに投入する焼け石はちょっと面白かった。確かにこれは熱くなる。
・そういえば横アリの帰りに友人と飯食ってた際に何故か「こばと。」のエンディングが掛かっていたのはどういう罠だったのだろうか。決してそういう店って訳でもなかったのに。具体的には忘れてしまったけれど直前の曲もそれっぽいチョイスだったし。単に有線……にしてもなぁ。
・無性にスタバのレモンケーキが食べたくなった……っていうのは、大晦日のコミケ帰りにちょっと休憩に寄った際レジ脇のケースの中に見当たらなくてさりげにちょっと残念だった、ってのを思い出したから、って訳でもないけれど。
・年内ギリギリ駆け込みでウェンディーズ。メガを扱ってる店じゃなかったのが残念。なによりこれであの店ならではのチリが食べられなくなるのがちょっと寂しい。
・気が付いたらやたらと食べ物ネタばかりになるのはそれこそ餅と水菜の澄まし汁ぐらいしかロクに口にしてないことが多かったからなんじゃないかと自己分析。
あとはせいぜいお節を囲む脇でこそこそ仕込んだお粥ぐらい。和風だしでさっと残り飯馴染ませて刻んで葱と梅干し入れてさっぱりと。手軽だしなにより暖まるのがいい。
・しかしまぁ、その程度でもロクに動かず一定量を口にし続けていれば増えるものも増える訳で。うーん、厄介。
・コミケは初日と3日目のみ参加。今回は直接参加は無かったので基本まったり……かと思いきや結局の所はバタバタであり、さりとてそれだけの充実感が得られたのでよし。諸々細々の手伝いといった形でも参加出来てる感を味あわせて貰えるのは、やっぱり嬉しくもありがたいもの。
あとはやっぱり会いたい人には9割8分ぐらい会場内でお目に掛かれたのもやっぱり大きかったり。そして初日の夜の秋葉原での一席も。って色々喋ったはずなのにとどのつまりは「けんぷファーのエンディングのアレは確実に腰を壊す」っていう纏めになったのは……うーん、どうなんだろう。
・それと、今回は思いがけず強烈に揺さぶられる本に出会えたのもちょっとした好事だったかも。
どのみち該当ジャンルの島を廻るのは恒例だし、直前にカタログでなんとなくスペースはチェックしてあったもののよもや本当にそんな出し物があるとは、ってなもんで、いざ現物を前にして少なからず浮き足立ちまくり。
しかもよく見たら前々から気には掛けていたけれどあと一歩の所で食指を動かせずに居たサークルさんだったので、結局は既刊も併せて全種買い。
にしても今敢えてこう来るか……と唸りつつ、同時に奥底から込み上げるものを禁じ得なかったり。こればっかりはどうにもならぬ、ならぬのだよ。
・そして3日目にあたる30日に行った(逆に言えば実質この為にコミケ2日目は参加を断念した)けいおんライブ@横浜アリーナのすこぶる素晴らしかったことよ。
会場規模も含めた事前の鳴り物入りっぷりとは裏腹に、ちらかと言えば手作り感が強い構成で、随所に微妙な手探り感&空回り感が無いではない構成ではあったけれど、そういうぎこちない部分を十二分に補って余り余る「熱さ」が伝わってくる公演だったと率直に。
もうとにかくステージに立った全員があらゆる場面で全力全開体当たり、そして何より彼女たちキャスト陣の作品に対する思い入れと、とりわけ豊崎愛生さんがどれだけ自ら演じた平沢唯ってヒロインのことが好きなのかが痛い伝わってくるシチュエーションが何度と無くあって、その都度観てるこっちまでもうどうにも揺さぶられまくりというか。
更にライブ中どこで個人的感度にピークを迎えたかと言えば、それはもうキャスト陣のガチ生演奏(!)による「わたしの恋はホッチキス」のイントロ、唯=豊崎さんのギターソロが響き渡った辺り。それに続く「ふわふわ時間」がひとまず終わって一拍置いた直後にキーボードが再び鳴り始め、直後他の四人がそれに続いて「もう1回!」に繋がるアニメ最終回そのままの再現をやってくれたのも大感激。
所謂アーティスト色の強いライブも大好きだけれど、こういう荒削りながらもとにかく作品ありきで、そのままの色を濃厚に映し顕すようなライブもやっぱりいいなぁと改めてしみじみ実感。
時期的にもまさに慌ただしい最中ってことで、正直当日間際になるまでは今一つピンと来ないというか、テンションが上がりきらないままのライブ参加ではあったけれど、いざ幕を開けて、そして全てを見届けてみれば、そんなネガ思考はまさに杞憂だったとはっきり言えるステージだったかも。
むしろ新しい年を迎えるにあたっての節目に触れることが出来たものとしてはまさに申し分無しというか。うん、色々貰えた。その分きっちり何かしらの形で活かして行きたい。
・あと、豊崎さん始め全員が全員申し分なく素晴らしかったのは言わずもがなではあるものの、個人的にライブ前後で一番印象が変わったというか株が上がったのは和役の藤東知夏さんだったり。ていうかあの堂々たるパフォーマンスっぷりはまさに更なる伸びを感じさせるものが。今後が楽しみな役者さんかも。
そしてさわちゃんっていうか真田アサミさんの気遣いと機転の効かせまくりっぷりが終始素晴らしくて感涙。でじこマジすごい。
・立ち返ってコミケの話。なんだか今回は誰と話していても芳しくない話題に向かいがちだったような気が。
逆に言うと皆それぞれ割とそれなりに大変。でもどうにかして行こう、楽しんで行こうってお互い言えてまた今度、って風にその場を纏めることが出来ているのだからきっとみんな大丈夫。まだやれる。
コメントレス
>Miさん
ご来訪&コメントありがとうございます。
お陰様でどうにか早々に復調を果たせました。
でも確かに一番最後まで胃腸が芳しくない状態が続いたので実際似たようなものを貰ってきてしまったのかも。
ともあれ、引き続き気を付けたいものですええ。
去年は夏以後ONLYイベントの類にも結局参加出来なかったし、その後のっていうか肝心要の冬コミも落選となってしまったのでちょっとしょっぱい感じではあったけれど、今年は心機一転、色々作ってそれ提げてあちこち出向いてみたいと思っております。
勿論いろんなモノ読んで観て聴いて参加して、あと自転車でいろんな所にも行ったりしていきたい所存。是非。
・……といった具合に意気揚々と改めてスタートダッシュ、と思っていた矢先にものの見事に躓くってのも正直どうなんだろう思わないではないけれど、そういう時に限って現実は真逆を行くというか、実は元旦明けて早々にいきなり体調崩して身動き取れなくなるという衝撃の展開が。嗚呼どうなっちゃうんだろうMy2010年。
・とりあえず2009年一杯というか、大晦日のコミケ三日目までひとまず無事駆け抜けて帰宅。水樹奈々の「深愛」は素晴らしかったけれど流石に1コーラスは短すぎるよ!とかブー垂れつつ、一方で先日ひょんなタイミングで唐突に降りてきたネタを早々に仕込んでおくべく、次の次の同人誌に向けてプロットとか書き出しす作業に変な具合でハマッてしまい、気が付いたらそのまま年越しってぐらいに元気だったのに、翌日午後にはまるで天地の差ほどのダウンっぷり。とにかくもう腹具合から始まってのみならず頭から全身の関節までと、それこそ平気な所を探した方が早いほどの大惨事で、その後正味36時間ほどの間ひたすら寝床の住人と化すハメに。直前の元日の朝こそお正月らしいものをそれなりにアレコレ口にすることは出来たものの以後はほぼ絶食状態でひたすら水分補給のみに絞って凌ぐことになったという。
・絶不調の最中、体内の水分量が著しく減ってくると、それまで続いていた発汗が止まっていきなり悪寒が戻ってくる、っていう不思議な現象を実感。本来なら体温が下がるのは発汗とセットのはず……これって一体どういう仕組みなんだろう。あと最中は水と1:1で割ったポカリを口にするのにPolarのサイクルボトルを使っていたのだけれど、これがなかなかどうして自転車に乗っている最中以外にも案外お役立ちだってことを奇しくも発見。即ち体を起こさなくても、かつストローとか使わなくても割とどうにか飲めてしまうということ。ちょっとしたコツというか注意は流石に必要ではあるけれど。
・ともあれ、良い年でありますように。良い年にしよう。
コメントレス
>Jさん
ええ、色々あったのよ……ってなもんで。
でまぁアレですわ、とりあえず走行中に欲しいデータ+アルファで現在時刻を表示出来る余地が出来たのはかなり大きいよなぁと。それこそいちいち左の手許見なくて済むしねぇ。
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