・明けて新年になってから入稿とはいえ、うかうかしているとあっという間に年を越しそうなので諸々含めて少しずつ……と思いつつも、折からの晴天っぷりもあってか裏腹に集中しきれない土曜の昼下がり。
ならばままよと思い立ってロードバイクを駆り出してちょっと買い物……のつもりがなんとなしに境川CRまで出たら予想の斜め上にも程がある晴れっぷりだったのでそのまま南下、結局江ノ島まで到達。
その頃には完全に開き直ってしまっていたのでそのままR134を海沿いに進んで稲村ヶ崎経由で鎌倉まで。
江ノ島に渡る橋の袂で一服しつつ砂浜を眺めてよし。鎌倉学園駅前で以前ネットで見かけた駅舎と江ノ電の線路、通りを挟んだ海辺、そして江ノ島の全てを同時に収めたアングルを確かめてよし。藤沢に至るまでの境川沿い、冬枯れ始めた稲作地や盛りの最中の薄の群れの黄金色も素敵だった。
とにかく陽射しの暖かさと風の冷たさのせめぎ合いも心地よく、なにより空気は澄んで空は高い。
この界隈へのソロ行は初めてだったけれど、勝手知ったる面子と前後に連なって走る安心感とはまた違う気軽さがあって、うん偶にはこういうのもやっぱり悪くないかもとそこはかとなく実感。
なによりちょっとそこまでの心づもりで気軽に足を延ばせる圏内だということを今更ながら再認識。以前だったら片道10km圏内程度の感覚が、気が付いたら大幅に拡張させてしまっていることに改めて気付いたっていうか。
ともあれ短時間ながらも思いがけずの充実感を得て大船・戸塚経由で空に一番星が瞬き始めた頃合いに帰宅。ふと思い立って買い込んだ梅花はんぺんと瓦煎餅を手土産に。
・そんな訳で本日の走行データ。
走行時間:2時間51分59秒
走行距離:53.5km
最高速度:36.0km/h
平均速度:18.8km/h
・にしても鎌倉はいつ行ってもえらい人出だなぁとしみじみと。
ていうかこの町ってもしかしたらオフシーズンって存在しないのかもとフと。
春は梅に桜と花見の盛りが続いて、その後は紫陽花で梅雨を過ぎれば今度は海水浴。秋は紅葉で、暮れ明けが迫れば今度は寺社詣。隙が無いにも程がある。
・それと、車の多さは元よりとして今回は意外に観光客を乗せた人力車が手強いことを確認。
状況次第では抜くに抜けないし、にも関わらず遅い相手に目の前をしばし塞がれ続けるもどかしさ。
・北鎌倉と大船の間辺りのコンビニで補給休憩中、店頭に止めた自転車の側で肉まんをかじっていたら店内で買い物中のご主人待ちの柴犬にガン見されるのこと。やれぬ。こればっかりはやれぬのだ。ていうかすぐ目の前でいい匂いの湯気立たせてすまなんだ。
・唐突にPCのネット接続が途絶えてあわわ。
ひとまずルーターとモデムを疑ってみたものの検証の結果別室のPCが接続出来ていることが分かったのでひとまず前者二つは白。そこで傍と気付いて自PCとルーターの間に噛ましてあったスイッチングハブを排除してルーターと直接繋いでみたら案の定回復してひとまずほっと胸を撫で下ろす。
とはいえ自室で1ポートしか使えないのも困るので近いうちにと代替品を物色しつつ、とりあえず完全撤去前にもう一度だけ……と思って暫く電源を落としたまま放置していたハブを再度元のように繋ぎ直してみたらまるで何事も無かったように動作しているという。
まぁ結果オーライには違いないけれど……なにこの釈然としない感は。
・先駆者のチャンピオンの後を追ったサンデーに続いてイブニングでも自転車漫画立ち上げとか。時代か。
とはいえこちらは作者が作者なので一筋縄で行く気がさっぱりしないし、そもそも本当に自転車漫画なのかも謎。
・弱虫ペダル@チャンピオン。いよいよマッキーの見せ場の予感。このひとは1000km走の辺りで既に案外いいひとっぽさは覗いていたけれど、ここ暫く株を上げまくった田所っちのようにここから更に掘り下げがあるかと思うと俄然楽しみ。田所っちについては合宿の1000km走の幕引き辺りで見せた情の厚さに続いてなんとも泣かせてくれた過去エピソードと、その直後の熱い仕事っぷりが過ぎるぐらいに熱かったし。
ていうか来月発売の9巻はそのファーストリザルト辺りの展開がメインの構成になりそうなので俄然楽しみ。先月売りの8巻は箱学勢のお披露目要素が強かったので盛り上がり度控えめだったけれど、件のファーストリザルト含むこの後のインターハイ開幕からの文字通りの加速っぷりが凄まじいのでその直前の貯め為ってことで。にも関わらず確かな面白さはしっかり伝わってくるのが妙味というか。それこそ金城と福富絡みもまだいくらも掘り下げがありそうだし。
・にしてもこの作品って女性の注目率ってどれぐらいなんだろう。
ていうかちょっとマイナーなスポーツものであるのを差し置いて漫画としてよく出来てると思うし、何より程良い匙加減でそっちの方向に膨らませられる素地が沢山あると思うのだけれど。それこそ「テニプリ」や「おお振り」方面から流れてくる人とか居ないものだろうか。二日目に見て廻れば或いは?
・ながらの脇でラピュタ。ここまで何度も見返しているのに遜色が無いっていうのはやっぱり凄いものなのかもとしみじみと。
あらゆる意味で特別好きってほどでもないので、さほど思い入れ補正はそんなに掛かってないはず。にも関わらず要所要所でその都度度々唸らされてしまうのはやっぱり普遍的かつ恒常的な強みがあるんだろうなぁやっぱり。
・一日おきの雨も相まって、ここの所やたらと寒いと思っていたら1月下旬~2月上旬並の冷え込みとのことで納得。道理で吐く息が普通に白い訳だ。
・出先でロードバイクを道路標識に立て掛け、そのポールを廻す形でがっちり施錠してから離れて10分弱。
戻って来たら標識そのものが無くなっていたっていう、嘘のような本当の話。
幸い自転車そのものは変わらずそこに有って無事だからよかったものの。
・毎度夜更けのCoD4。
G3を見限って代わりにM16A4をダットサイト付きで使ってみたら……あれま、もしかしてこれ結構強い?
単発のM21で凌ぎを削っていたのが効いたのか、三点バーストの制圧力も心強く、かつフルオートほど暴れずマズルフラッシュも控えめなのでミドル、セミロングレンジでバシバシ当たる。のみならず遭遇戦でも結構勝てる。
スナイパー相手だと流石に厳しいけれど、先に向こうを見つけさえ出来れば仕留められないこともないし……
但し飛んだり跳ねたりのサブマシンガン使い相手には劣勢否めず、貫通上等で壁一枚向こうからゴリゴリ撃ち込んでくるM60E4使い辺りと真っ向勝負するにも流石に力不足を感じるけれど。
とはいえ慣れるとM4よりも機転が効くことをじわじわ実感中。これでACOGが載せられるようになればどうなる?
・でもM16A4が使いこなせるようになってきてマップ毎のルート取りに明らかに幅が出てきたかも。
Bogはこれまでは外周迂回がデフォだったけれどマップのド真ん中を突っ切るような思いきった選択も出来るようになってきたし、Countdownでも弾道ミサイルの発射口から吹き出す蒸気に紛れるようにして同様に。
MAPと言えばPipelineの一番高い建物の窓外というか張り出し屋根の上、彼処には一体どうやって行くのだろうか。似たような所に陣取ったら更に高いその辺りから狙撃されて面食らって以来ずっと謎。
対戦無しでソロでマップ上歩き廻れるような機能って無いものだろうか。
それともクローズドなロビー作ってフレンド呼んで同様のことが出来たり?
・と思ってたら登れた。ああっ、こんな所に梯子が!
・あとプライベートマッチを設定して自分一人でマップうろうろも出来ること判明。
ある意味不毛ではあるけれど、裏腹になんだかちょっとだけ楽しい。落ち着いて廃墟探訪風味。
・M16A4のACOGアンロック達成。でもいざ使ってみたらダットサイトの方がよっぽど使い勝手がいいってオチ。んー、ACOGだとやっぱり遭遇戦に対応しきれない罠。ぶっちゃけ中途半端。
・楽しい、というのとは少し違うけれど、とにかく引き込みぢからが並々ならなくてやたらと印象に残った「人間失格」が記憶に新しい「青い文学」。ナルホド次は「こゝろ」と来たか。
一つ前の「桜の森の満開の下で」はミュージカルめいた演出以外はもう一つピンと来なかったのでひとまず次に期待。
・頂き物の銀杏を固い皮のままひと掴みほど、使い古しの大きめの茶封筒に入れてそのままレンジで大体60秒ほど。
爆ぜ割れた皮を取り除いてまだ湯気が立っている所にさっと塩を振って頂く。まさに秋の味覚。ほくほく。その昔は全く受け付けなくてむしろ倦厭するほどだったけれど、月日は経つもの、重ねた分だけ味覚も変わるもの。
コメントレス
>Jさん
白刃取り……もあの形状考えたらちょっと避けたいかも、ですだ。
>Eさん
ああっ、やっぱり島本和彦っぽい!
・飴を差し出しても結局子供は泣き止まず……とこれは出先で偶々見かけた「なまはげ」の話。
・けいおん!ライブイベントのチケットの確保をとりあえず確認。
会場が会場だけにすんなり取れるかと思っていたけれど、いざ蓋を開けてみたらさにあらずだったようで、
そんな中でよくもまぁ通ったというものというか。色々眺めている限り土壇場で何となしに迷った決済方法の選択が明暗を分けたような気もしつつ、とどのつまりはまぁこれも運。ともあれ当日を楽しみに待つとしよう。
・と言いつつも小躍りする訳でもなく、その実どうにもピンと来ていないのは……やっぱりまだチケットそのものが手許に無いからなのかも。発券は来月明けてから。座席位置もそれまでは不明のようなので、こうともなればまぁ仕方あるまいて。
当日が迫ればどのみちじわじわ来るのだから今時分落ち着いているのもまぁそれはソレ。
・「『レールガン』は時代劇。しかも人情系」っていう論に思わず目から鱗を落としてみたり。
ああなるほど、初回以来漠然と覚えていた妙な安心感というか鉄板めいた手応えの正体はそれか。
・大洗で見たノコギリザメがちょっと気になったので軽く検索。
なんでまたあんな格好になったのかの経緯についてはともかく、ひとまずあのノコギリ部分を振り回して捕食対象を仕留めるらしいってことは確認。気絶するに留めることもあれば得物を真っ二つにする場合もある……ってマジか。とりあえずwikipedia以外でも確認出来る記述なので、なんぼなんでもネタ止まりってことでもないんだろうなぁこれ。
・周回遅れ気味な所を隙を見て、ってことでキディ・グレイドStrikerS……じゃなくて「キディ・ガーランド」の4話と5話をようやっと。リアが出てきて空気が変わったというか、主役二人がようやくそれらしい形で動き始めて相当空気が変わった感じ。
ていうか5話のク・フィーユが動きからリアクションからいちいち面白すぎてよし。特にジャッキーばりの多段落下シーンとか。うーん、いぢりを超えたいぢりっぷり。その後のアスクールへの仕打ちの辺りなんかも大概にも程がある感じでいちいち楽しい。気合いが入っているのはお遊びだけじゃなくて終盤の立ち回りの最中のアスクールの連続瞬間移動なんかもごくごく真っ当に格好よかったし。
にしてもキスでパワーアップってちょっとだけ既視感。割と近い辺りで何かあった気がするけど微妙に思い出せず。うーんなんだったか。
それはさておき、なんという若本オチ。そして一言キャストが多すぎる。
・9月にちょっと顔を出して以来すっかりご無沙汰だったせいか、ここの所微妙に枯渇気味だった即売会熱を補充する為に朝から一路有明へ。
という訳で久方ぶりのコミティアへ。8月はスルーしたし5月はどう転んでも行けたはずが無いのでもしかしたら今年初だったのかも。事前にざっと確認してみた限りチェックしているサークルは新刊無しで、さりとて他に何か引かれるものがあれば……と思いつつ全スペース巡ってみたものの結局1冊も購入することなくひと区切り。古い団地に憑いた座敷童子の話や美術系志望の少女の幽体離脱もの、主の少女の鶴の一声で女手のみになってしまった館もの辺りは少し気になったものの、こう、なんというかあとひと押し足りない感じでどうにも躊躇。最後の一つは導入部分を先行扱いにしたコピー本だったので後ほど纏まった形になったら或いは。
とはいえ、何につけても独特の覇気熱気みたいなものは改めて実感。そしてなんのかので皆巧いなぁと改めてしみじみと。
流れで一応Pixivフェスティバルの方もざっと散策。コミティアの展示ブース+αな格好でよい意味で俗っぽいというか。こちらは1畳分ほどの大きなカンバスに描かれた、椅子に佇むゴスロリ金髪ツインテール少女の油絵が印象的だったかも。描き手のみならずきっとモデルの方もがんばったことが想起出来る力作。
・頃合いをみて合流したE氏と会場を離脱、秋葉原に一つその目で確かめておきたいもの有とのことだったので便乗させて頂く形で現地まで。
東雲界隈を経由して勝鬨橋を通過。折からの暖かく穏やかな日和のせいか、途中で見かけたロード乗りの姿も一人や二人に留まらず。こんなにいい天気なら自分もいっそ会場まで自走して来ようかと思わないではなかったけれど、タイムテーブルが少々タイトだったのでまぁ詮無きかな。
目的の「アトリの空と真鍮の月」の広告看板は見当たらず、されど過橋米線のランチタイムには間に合ったのがまぁ幸い。牛肉米線は予想に反して山椒の刺激が主役、なんたら喰らわばとばかりに添えられていた自家製ラー油を足したら益々スパイシーになってそれもまた一興。以前に食べた時は薄味過ぎて物足りなかったタピオカ入りココナッツミルクが、今日に限っては思いがけない救いの一手となりましたとさ。
美味しかったけれど、次は羊肉米線にしよう……とひとまず自分用覚え書き。
・車中で聴かせて貰った素人歌唱の「宇宙刑事ギャバン」のテーマが変な具合にツボにハマって大変なことに。ボーカルの後ろでやたらと軽薄な感じにスッタタ響くドラムの音も軽妙愉快。
少々確かめたかったことについてのヒントもいくらか頂け、諸々含めて半日ありがとうございました……と、この部分は私信。
・それにしてもあんな所に小さいながらもロードバイクと関連物を扱う自転車屋があるとは思わなかった。
御徒町のワイズロードよりは近いと思うから、いざという時は頼れそうなのでひとまず記憶して吉と判断。末広町の交差点から神田明神方面に進んでもう一つ交差点(ジョナサンの所)を超えた先のすぐ左側。
・新しく出来たマグマニがどこあるのかと思っていたら、よもや北澤ビルから抜けたイエローサブマリンの1フロアの後に収まっていたとは。
そしてラジオ会館2FのK-BOOKSの様変わりっぷりにちょっとした驚きが。アイランド型のカウンターを廃して入り口から見て正面奥の壁際を一律そっちの機能に割り当て、代わりに棚数が覿面に増えていた。
・初めてPSPgoの実機を見て触った。
これここまで薄くする必要って果たしてあったのか相当謎。そして剛性の乏しさもさることながら、何が気になったってボタンのぺちぺち具合が。
・半日喋ったらむしろ虫が騒いだのか、無性にもう少し誰かと喋りたくなってしまったので帰路にお伺いを立ててニアミス気味にヴィド・フランス・カフェ。移動の合間にお時間頂けてありがとうございました……とこちらも私信。
・ハガレン枠で流れている少年ガンガンのCMがいつの間にかアームストロング姉弟バージョンになっていることに気付いて吹き出した。なんだか負けた気分。
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