・色々あって、早朝より乗り合わせた車で一都三県を跨ぐ形でひたすら東へ。という訳で茨城の大洗アクアワールドへ。
水族館なんて一体何年ぶりだろうと思い浮かべつつ、多種多様に入り乱れて泳ぐ大水槽を見上げて穏やかな感嘆を覚えてみたり、鮫を眺めたり、岩陰で昼寝していた所をダイバーに起こされたウミガメに同情しつつも思わずほのぼのしてみたり、鮫を眺めたり、イワシの群れの巨大さと変幻自在っぷりに思わず見とれたり、鮫を眺めたり、エイの下面ににこやかな顔文字の類を見出してみたり、鮫を眺めたり、ペンギンの散歩時間に間に合わず退場する間際をチラ見出来ただけだったり、鮫を眺めたり、ワンアクション毎のご褒美ちょうだいっぷりがあまりにも激しいアシカの仕草に思わず目を細めたり、鮫を眺めたり、
二種のイルカのダイナミックなジャンプ&ターンに高揚感を覚えつつ拍手を送ったり、鮫を眺めたり、エトピリカの水上整列っぷりの滑稽さがツボに入ってみたり、鮫を眺めたり、ラッコのカップルのイチャイチャっぷりにあてられたり(後で公式サイトを見てみたらなんと両方メスだった!!!)、鮫を眺めたり、水槽に突っ込んだ指先を無数のドクターフィッシュにくすぐり倒されたり、生きた鮫肌に触れてその硬くも柔らかい矛盾で愉快な感触に目を白黒させたりして過ごした一日。
施設の外縁のすぐ先は外洋に直続きの外房の波打ち際なんていうダイナミックなロケーションも相まって、思い浮かべていたよりも遙かに充実の週末行でしたよと率直に。
その後に立ち寄った先で食べた鮪のカツと頬肉ステーキの二種載せ丼も美味しかったし。逆に行き掛けのSAで食べた葱味噌まんはふつー。
・鮫と言えばシュモクザメも味わい深かったけれど、それ以上にツボにハマったのはやたらとアグレッシヴなノコギリザメ。なによあのやる気満々なフォルムは。唯一剥製なのに生身の同族連中に全く引けを取ってなかったと率直に。
・にしても、沢山の生き物が元気にしてる施設って不思議な魅力があるなぁと今更ながら。
ひょっとしたら動物園辺りももしかしたら似たような味わいがあったりするのかもとフと。ともあれ、またいずれ折を見て是非。
・あと、茨城はやたらと空が広かったって印象が。
のどかというか寂れているというか、界隈の雰囲気はなんとなく栃木に近いものがあった気もするけれど、とらにかくひたすら平地が広がっているイメージ。それでいて埼玉ともまた違う。
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